2.2 分類
受身の種類については、研究者によっていろいろな分け方があるが、寺村秀夫は受身文を「直接受身文」と「間接受身文」の二種類に分けた。中国の教科書でも之寺村秀夫の論点に従って、現代日本語には「直接受身」と「間接受身」の二つのタイプの受身があると言う。直接受身は把握しやすいであるが、間接受身はちょっと複雑であろう。
学者の論点によって、「直接受身文」と「間接受身文」の違いを以下にまとめた。
相違点    直接受身文    間接受身文
能動文との対応    ある    ない
述語のタイプ    他動詞    他動詞・自動詞
述語の目的語    能動文の主語    なし・能動文の目的語
項の数    能動文より一つ減る    能動文より一つ増える
意上の主語    付加詞    項
『中日対照から見る日本語の受身表現』高媛
2.3 中国の大学生に適する分け方
学生の立場から見ると、分類については文法をマスターすることを目指してすることである。学生は受身を習得する時、寺村秀夫の論点より、もっと中国の大学生に適する分類があるであろう。そう思って、筆者は能動文に比べって、構造の変化によって受身文を以下の四つに分けた。
1.受身文の主語は能動文の目的語であるが、述語は他動詞である。
能動文:Aが(は)Bを他動詞
    先生が学生をほめる。
受身文:Bが(は)Aに他動詞(ら)れる
    学生が先生にほめられる。
 Aは動作主であるし、Bは被動作者である。その文の中に、またいくつ注意点がある。ひとつは、格助詞「に」以外に「から」「で」「によって」なども使える。二つは、三部分だけではなくて表現によってはほかの補語も大切な部分だろう。たとえば、私は皆から代表に選ばれた。最後は動作主ははっきりしない場合に動作主の部分がなくてもいい。たとえば、この小説は広く読まれている。
2.受身文の主語は能動文の中に二格補語である。 
能動文:Aが(は)BにCを他動詞
    母が弟に買い物を頼んだ。
    Aが(は)Bに自動詞
    社長が田中さんに怒った。
受身文:Bが(は)Aに(から)Cを他動詞(ら)れる
    弟が母に買い物を頼まれた。
    Bが(は)Aに(から)自動詞(ら)れる
    田中さんが社長に怒られた。
3.受身文の主語はの能動文の連体修飾語であるし、述語は他動詞である。
能動文:Aが(は)BのCを他動詞
    母が弟の引き出しを開けた。
受身文:Bが(は)AにC他動詞(ら)れる
    弟が母に引き出しを開けられた。
そのような受身文にはものの角度ではなく所有者の角度から述べる。所有者はものと密接に結び付ける。
4.受身文の主語は能動文の部分ではない。
能動文:Aが(は)自動詞
    雨が降った。
    Aが(は)Cを他動詞
    隣の人が大きな声でレコードをかけた。
受身文:Bが(は)A自動詞(ら)れる
    私は雨に降られた。
    Bが(は)AにCを他動詞(ら)れる
    私は隣の人に大きな声でレコードをかけられた。
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